夕飯の時間


今日は息子を麻しん風しんの予防接種へ連れて行きました。(ずっと忘れていた。。。)
16時半に行くと病院が混んでいて、1時間半かかったのです。
うちはたいてい18時に夕飯を食べることにしています。
それで「あ〜どうしよう。夕飯が遅くなる〜。どうしよう〜。」と焦りました。
以前なら「どこかのスーパーでお惣菜でも買うか・・・。」となっていたけれど、今は放射線の影響であまり買う気にもならず。。。(あくまで私の見解です。)
「あ〜どうしよう〜。」とまた思ったところにふと聞こえてきたのが母の声。
「あ〜もう早くご飯つくらんとお父さんから怒られる〜。どうしよう〜。」という焦りまくった声でした。
父は毎日定時に帰ってきて、決まった時間に晩酌をして、決まった時間に夕飯を食べていました。
時間が乱れても、別に怒っていた記憶はないのだが・・・。
まだまだ儒教が色濃く残っていた時代の女の人って、「夫を待たせちゃいけない。」とか「お腹すいてるからかわいそう。」なんて思っていたかも。
なーんて思っているうちに、私の中にも同じような価値観があるのに気づきました。
うちは夫がいるわけでも(ウィークデーだけの単身赴任中)子どもが「お腹すいた〜。」と泣き叫ぶわけでもなく(犬はお腹すくと暴れるが。。。)、別に焦る必要はないんだな、と。
夕飯の時間が遅れたら、「お腹すいてるところ悪いんだけど、ちょっと待っててね。」って言えばいいだけ。
こんな風に親から受け継いだ知らぬ間の価値観ってあると思います。
それは仕方ないこと。
だって小さい頃は「親の言うこと、やっていることは正解。親は完璧。」って思ってしまいますもん。
でもそこから抜けるととっても楽になって、運転しながら「はっはっはっ。」と思わず笑ってしまった夕暮れ時でした(笑)