朝露



朝起きてカーテンを開けると、外は霧がかかっていました。そして庭のミニバラには朝露。「人生朝露の如し」・・・ふとこのことわざを思い出しました。人の一生は、日が昇るとたちまち消えてしまう朝露のように、はかないものであるということ。
時間は「待った!!」をかけることができません。そして失われた時間は戻ってはきません。私たちは絶えず時間の中で生かされているようです。かといって焦る必要はなく、しっかりと地に足をつけ、今できる事をがむしゃらに、そしてその間見た「風景」を忘れずにココロに留める。寒さを耐えしのぎながらきれいに咲く花の前で、そんなことを思っていました。