胸をはっていこう


今日は市の教育センター主催の「不登校の親の会」に参加してきました。
スクールカウンセラーの先生がお見えになり、私達の話しを聞いてくださいました。
この春に中3になるお子さんを持つ方は、やはり高校の情報が気になられるようでした。
うちの息子は今中1なので、「ふんふん・・。」と聞いていたのですが、来年の今頃は必死で情報集めをしているかもしれません。


そしてそれぞれが今の子どもの状態について話しました。
私は今の状態に至るまでの経緯や、私自身様々なことを学び、子どもや周囲の人への対応が変化し、そして子どもたちが少しずつ成長していることなどを話しました。
その際にスクールカウンセラーの先生がおっしゃったこと。
「そう思ってみると、起こる出来事に不必要なことなどないですね。」
本当にそうだと思います。
起こるべくして起こった、起きる必要があるから起こっただけだと思います。
ただ子どもの成長の過程で起こった出来事なだけだと思います。
息子はよく、「オレは他人とは違う道を行ってるだけ。」と言います。
本人もちょっと回り道をしているだけ、の感覚なのかもしれません。


でも起こるべくして起こった出来事であっても、その当人や親は辛くて苦しい毎日を送っているかもしれません。
私も相当辛い思いをしたこともあります。
それでもそれを乗り越えた時、その過程で学んだことは、子どもにとっても親にとっても、かけがえのない糧となるに違いありません。


また子どもが不登校になると、世間の目が気になるお母さん方もいらっしゃると思います。
実際私もそうでした。
でも今は胸をはっていられます。
なぜなら、子どもも私も大切な学びをしているだけだと感じられるからです。